うちの1代目が歩きにくくなったとき、私たちがどうしたのか、何に困ったのかを書いてみます。あくまでうちの子の場合の話なので、どの犬にも当てはまるとは限りません。
気づいたとき
1代目が10歳のころ、散歩の途中で、後ろ足の爪が路面を引っかく音に気づきました。歩くのが難しくなってきているのだと思い、獣医師に診てもらいました。DMの可能性を指摘されるまでには、3軒の獣医師に診てもらっています。DMは変性性脊髄症という病気で、うちの場合は、獣医師でもすぐには見抜けないことがあるのだと知りました。
マットと靴
その直後から、フローリングにマットを敷き詰めました。近くのホームセンターで買った、組み合わせて使えるウレタン製のマットです。後ろ足を引きずりながらでも、歩きやすいようにと思ってのことでした。
靴も10歳のときに、DMの可能性を指摘してくれた獣医師から買いました。まだ歩けてはいたので、散歩に行きたがるときだけ履かせていたのですが、違和感があるようで、かえって歩きにくそうに見えました。
ハーネス・カート・車椅子
腰につけるハーネスも使っています。ハーネスについた紐を飼い主が持ち上げて、後ろ足を支えるものです。ただ、散歩には向きません。1代目は首輪で歩く子で、首輪と腰のハーネスの両方をつけて外に出るのは、飼い主の私たちにも無理があったからです。
カートと車椅子は、どちらも11歳のころから使っています。カートは散歩用です。外でしか排泄しない子だったので、散歩に出る手段がないと困ります。使っていて、困ったことは特にありませんでした。車椅子は屋内用にして、家まで測定に来てもらうオーダーメイドで作りました。どちらも最初は嫌がったのに、すぐ受け入れてくれて、肝の座った子だったんだなと思います。
家の中のこと
車椅子で家の中を動いてみると、家具などにぶつかって、思っていた以上に動きにくいことがわかりました。それで、じゃまになるものをどけたんです。マットを敷き詰めていたおかげで、車椅子に乗らなくても、後ろ足を引きずりながら歩ける場所は残せました。
ぼたんちゃんのこと
DMの原因も、何が影響するのかも、私たちにはわかりません。それでも、長く健康で一緒に暮らしたいので、1代目の経験をふまえて、2代目のぼたんちゃんには、ソファなど高いところから、できるだけ飛び降りないようにさせています。けがや病気につながりそうなことは、なるべく遠ざけておきたいんです。
毎日の様子を見ること
1代目のことで強く思うのは、家族が毎日の様子をこまかく見ておくことの大切さです。病気に気づくためにも、シニア犬と暮らすうえでも、必要なことだと思っています。